アスファルトの乳剤????
これは、まったくピンと来ませんでした(>_<)
一般人にとっては、なんのことやら、さっぱりわかりません(T_T)
◎アスファルト乳剤とは・・・
アスファルトは常温では、固体、半固体、
粘性の高いどろどろの液体で存在しています。
つまり、一般的には加熱して液状にして使用しています。
それを常温で取り扱えるように工夫したもの、それがアスファルト乳剤なのです。
◎何のために作った???
アメリカ人が1906年に特許を取得したのが最初で、
防塵、防水用に使われていたそうです。
その後、1915年ごろに道路用の材料として使用されはじめ、
砂利道の路面処理として使用されたのが最初と考えられています。
日本では、大正末期から使用をはじめ、
関東大震災の復旧工事で、施工が安価で簡便な工法として
舗装用乳剤を導入した簡易舗装技術が急速に発達したそうです。
◎乳剤を使用した簡易舗装
以前にこの工事で歩道の舗装時に「簡易舗装」という言葉を使用しましたが、
現在の簡易舗装は加熱したアスファルト合材を使用したもので、
先程書いた、以前の乳剤を使用した簡易舗装とは異なるものなんだって。
◎現在の乳剤の役目
道路舗装においては、各層の接着剤として散布するようです(゜o゜)
アスファルトって、とっても奥が深い・・・
もっと簡単に説明できると思っていたので、意外でした(>_<)
・・・と、また簡単に説明を終わらせた
おはまーでした。
追伸、
乳剤は、乳化させて「見かけの粘性」をなくしたものらしく、
水と分離(分解)することで、「粘結性」が増して、強度が現れるそうです。
※乳化:乳化剤を加えて、水と混ざるようにしたもの。
※この場合の分離(分解):水が蒸発してしまうこと。
また、最近のものは、散布しただけで、水が蒸発しなくても、
分解してすぐに硬化する乳剤もあるそうです・・・すごい(゜o゜)