大変長らくお待たせを致しましたm(_ _)m
本日はアスファルトについてお勉強しましょう(^_^)/
はじめに、道路の舗装で使用するアスファルトとは・・・
以下のものを混ぜたもの(混合物)を言います(゜o゜)
①アスファルト
②粗骨材
③細骨材
④フィラー
これらを所定の割合で混ぜます。
①アスファルト
感覚的にはなんとなく石油?っぽい感じがしますが、
実際には、
◎原油を蒸留して残ったもの
◎天然に存在するもの
の、二種類があります。
日本では一般的に原油から作ったものをアスファルトと呼んでいます。
②粗骨材
5mm以上のものが重量で85%以上含まれる骨材。
③細骨材
10mmのふるいをすべて通過し、
5mm以下のものが重量で85%以上含まれる骨材。
※骨材:コンクリートやアスファルト混合物を作る際に用いられる材料。
砂利や砂などのことを言います。
④フィラー
75μmのふるいを通過する鉱物質粉末。
通常、石灰岩や火成岩を粉末にした石粉などがこれに相当します。
フィラーには、アスファルトの見かけの粘度を高め、
かつ、骨材として混合物の空隙を充填する働きがあります。
※μm:1/1000㎜ 75μm=0.075㎜
つぎに、簡単に歴史を見てみましょう(^_^)/
以前、古代エジプトのミイラで使用していた(゜o゜)なんて話しをしましたが、
日本では、「日本書紀」に天智7年(668年)の天智天皇即位式に
「燃える土」として献上されたなんて記録があります。
道路舗装としての使用を考え始めたきっかけはと言いますと、
1800年代の半ばに、スイスで運搬中の荷車からこぼれた
「天然の石状になったアスファルト」のかけらが荷車の車輪で粉砕されて、
それが踏み固められて自然に良好な路面となったのを発見した。
と言われています。
ちなみに、日本初のアスファルト舗装は、
1878年(明治11年)東京・神田昌平橋の橋面舗装がはじめてだそうです。
そして、アスファルトの精製方法はと言いますと、
原油を加熱して~加熱して~加熱して~残ったもの
↓↓↓をご覧ください(^_^)/
以上、簡単すぎるアスファルト混合物の説明でしたm(_ _)m
おはまーでした。