この密度試験とはいったい何をしているのか(?_?)
について、
やっとお知らせすることが出来ますm(_ _)m
密度試験とは、
今回混ぜた石灰の割合を測るのではなく、
締め固めの状態を測るためのものでした(T_T)
砂置換(すなちかん)法・・・
※分かりやすく要約して説明するつもりではいますが、
こういったものは大体論理的に難しく説明されていることが多いので、
分かりにくかったらごめんなさいm(_ _)m
①現場に直径10㎝程度、深さ10㎝程度の円筒状の穴を掘ります。
※この場合の穴の大きさは、ある程度です。
②その掘り出した土の質量(重さ=kg)を測ります。
※掘り出した土=混合処理した土=転圧した(締め固めた)後の土
③その穴に、標準砂を入れます。
※横に置いてある土を、掘った穴、一杯一杯に入れます。
透明の筒を使って入れるので、どれだけ入ったかが分かります。
※この場合の「どれだけ~」は、「重さ」と「体積=穴の大きさ」です。
④掘り出した土の含水比を測定します。
※土の重さとは、常に、水を含んだ状態の重さです。
「土の重さ」=「土の粒子」+「水」
※土の粒子だけの重さは、乾燥炉を使って水を蒸発させて測ります。
⑤「標準砂」と「掘り出した土」の
「質量(重さ)」と
「体積(大きさ)」を比較します。
それにより、掘り出した土の「密度」が分かります。
※密度とは、
学校の勉強では、「物質1cm³あたりの質量(グラム数)」
となりますが、
これではよく分かりませんので、
まず、
人口密度とは、
埼玉県川越市の人口は何人かは知りませんので、
仮に1,000人とします。
川越市に1,000人しか住んでいなかったら・・・
お隣さんはずっと離れた場所にあるような状態です。
一つの町内に何件かしか家がない状態ですね。
ところが、
実際には、川越市には35万人以上住んでいます。(平成28年9月1日現在)
1,000人の350倍です。
そうすると、同じ町内にもたくさんの人が住んでいることになります。
350万人住んでいる状態は、
1,000人しか住んでいない状態よりも
人口「密度」が「高い」と言う状態なのです。
つまり密度とは、
同じ範囲内に有る物の数を比較するための数字なのです。
※密度が高い=たくさんのものが入っているということ
※その「有る物」以外は、「空気」が入っていると思って間違いないです
・・・・・多分m(_ _)m
今回の試験の場合は、
穴を掘った範囲に、
どれだけの土の粒子が入っているのかを
標準的な砂と比べる試験だったのです。
そのために、こんなことをしていました。
どうですか?
分かりましたでしょうか?
おはまーでした。