(六)仮BM

おぉぉっっとぉ・・・・なんか小さい字が多くなりましたが、

 

※また、余談です。

「っ」「ぉ」って「小書き」文字って言うんだそうです!

「っ」は「促音」として「せっけん」なんかで使われたりする・・・んですけど、

日本語って面白いし、難しいですね(*_*)

 

 

元に戻ります。

 

訳の分からないものが出てきました。

 

「仮BM」

 

妥当なところでは「ブックマーク」=「しおり」「ネット上のお気に入り」ですが、

そんなわけはないでしょう(>_<)

 

他には、「ビーエム」=「ドイツ車」には一文字足りません(>_<)

 

う~ん、土木工事ですよね。

で、仮がつくんですよね。

 

 

一度、写真を見てみましょう!

~道路を造ろう~【森戸新田工区の場合】仮BM1
仮BMです。

「基準点」って書いてあります。

「H=・・・」って書いてあるから、ここの高さですよね。

 

・・・・・・分かりません。

~道路を造ろう~【森戸新田工区の場合】仮BM2
分かりにくいですけど、H=が違います。

 

答え=「仮ベンチマーク」なんですって。

略して「かりべん」!!!

 

 

やはり、Hは高さです。

 

ベンチマークとは、もともと「水準点」を意味する言葉なんだとか。

 

※水準点とは、その土地の高さ=標高を示したもの。

 

では、その標高は何を基準に決められているのかと言いますと、

東京湾の平均海面を基準=「標高0m」として決めらているそうです。

 

 

そして、工事の時に高さ(標高)を測る時にももちろん

この水準点を基準に測るわけなんですけど、

 

測量するたびにこの水準点まで行って利用するのは大変なので、

一時的に仮の水準点を設置すること

 

=仮ベンチマーク、略して「かりべん」なんだそうです。

 

 

ちなみに、仮BMを設置するのは、簡単には沈下等しないと思われる場所

「構造物の基礎の端っこ」や「道路にある縁石」に設置することが多いんだって。

 

 

測量に関することはやっぱ難しいです。

でも、それだけ厳密に行うものなんですよね(^_^)/

 

おはまーでした。