先日「主な工事実績」にUPしました「官工事」について、今日は少しだけ触れてみたいと思います。
官工事というのは、田村工業所の場合、埼玉県の各機関(各部署)と各市町村の機関(各部署)などからいただくお仕事のことを指します。
つまり、公の仕事のため、緊急のものを除き、入札をして初めてお仕事をいただける仕事が官工事なのです。
その発注元のほとんどは上に書いた「埼玉県」「各市町村」になるのですが、その中の一つに「県土整備事務所」という所があります。
上の写真が、その中の一つ、「飯能県土整備事務所」なのです。
~以下、埼玉県のHPより抜粋~
ようこそ県土整備部へ
私たち県土整備部は、道路や河川など県土の骨格となる基盤の整備を行っています。
事業の推進にあたって、次の3つの考え方を基本目標としています。
安心安全を実現し災害に強い県土づくり
首都圏を支える県土づくり
豊かな暮らしを実現する県土づくり
県土整備政策課、建設管理課、用地課、道路政策課、道路街路課、道路環境課、河川砂防課、水辺再生課及び15の地域機関で構成しています。
~ここまで~
そして、埼玉県の場合、県内を12分割してそれぞれの県土整備事務所がまさしく「県土」を「整備」しています。
「さいたま」「朝霞」「北本」「川越」「飯能」「東松山」「秩父」「本庄」「熊谷」「越谷」「行田」「杉戸」が12の県土整備事務所。
「総合技術センター」「総合治水事務所」「西関東連絡道路建設事務所」の3つを合わせて、埼玉県HPに出ている15の地域機関になります。
田村工業所はですね、
その中の「川越県土整備事務所」の管轄にあります。が、
先日、所用で「飯能県土整備事務所」に行ってきたので、そちらを少しご紹介します。
「主な工事実績」の中の以下の工事は飯能県土の管轄で、
「舗装指定修繕工事(上広谷工区) 」は「道路環境担当」、
「社会資本整備総合交付金(河川)工事(飯盛川護岸工) 」は「河川砂防担当」になります。
田村工業所は川越県土管轄なのに、なぜ飯能県土のお仕事をさせていただいているのか?
それは、先ほども申しましたように、官工事は入札によってお仕事をする業者さんが決まります。
万が一、その県土管内の業者さんが手一杯で、仕事をする余裕がなくなったらどうなりますか?
先日の大雨のように堤防が決壊した後、応急処置だけで何か月も放置することになったら大変ですよね。
そんなことも含めて、工事個所に近い地域の業者さんもその入札に参加できるようなものもあるんです。
ちなみに、県土整備事務所は、以前は土木事務所という名前でした。
平成15年4月1日に変わったようです。
なぜ名前が変更になったのか?
・・・・・
まだ調べきれていません…ごめんなさいm(_ _)m
※飯能県土事務所の「歴史ライブラリー(事務所の歩み)」ページにリンクしましたので、興味のある方はのぞいてみてください。
飯能県土管轄地域の道路の移り変わりや、橋の架け替えなどもご覧いただけますよ。
おはまーでした。