今日は10月20日です。
以前わたくしが住んでいた所では、
もうすでに「ある物」の商戦が始まっていると思います。
それは・・・冬用タイヤ、そうスタッドレスタイヤです。
えっ、一体どこに住んでたの???って、関東ですよ。
そうです。以前、関東で初めて3mの積雪を記録した群馬県北部山沿いなんです。
わたくしが住んでいたのは、群馬県利根郡月夜野町(今のみなかみ町)です。
あの辺りでは、早ければ11月中にドカ雪が降り、冬は毎日長靴生活になります。
いやぁ~懐かしい!!!
まさか、重機を見て思い出すなんて思ってもいませんでした。
本日のタイトル○○は、つまり「ゆき=雪」の事なんです。
こちらの重機、ペイローダ―(ホイールローダー)と言います。
このペイローダ―と雪に何の関係があるのかと言いますと、
あの辺り(群馬県北部山沿い)の降雪量は上でも触れたように尋常ではありません。
一晩でひざ上まで雪が積もることがあります。
※ある日、仕事にお昼1時頃に行きました。そして、夜の9時頃に仕事が終わって駐車場に行ってみると・・・なんとそこには、でこぼこの雪の塊が(一番高いところでは多分3mくらい)あるではありませんか。頭のなかは?????で一杯です。そうです。車の屋根の上に1m以上も雪が積もり、車と車の間は雪で埋もれて、全く進めない(ただの壁です)状態になっていました。確かに、建物で囲まれて吹き溜まりのような場所ではありましたが、あれはビックリと言うか、本当に嫌になりました。結局、全員(四人)の車を出すのに、30分くらい掛かりましたから・・・とほほでした。
つまり、一般人ではどうすることもできない量の雪が降るのです。
すると、とてもありがたいことに、
私達のような建設業の方が出動してくれるんですよ。
道にある雪をきれいにかいてくれるんですね。
本当にありがたいです。
ちなみに雪国でない方のために、雪についての説明をしたいと思います。
※みなかみ町周辺限定の話しも含みます。
雪が降っても、晴れると雪は解けてしまうように思うかもしれません。
ところが、真冬日(一日中氷点下)があったり、
高くても最高気温が5℃以下が普通の状態であるため、
降って積もった雪は解けない、という前提で話しを進めます。
毎日、1cm~20cm~30cm~本当に多いときは50cm以上降るわけです。
それも一面にですよ!!!!!!!!!!
そうなると毎日雪かきをするのですが、
雪をかいて、どっかに寄せておいても、それは・・・・解けません。
永遠に近い状態でたまっていきます。
つまり、言い方は悪いですが、空からゴミが降ってくるのと同じなんです。
ゴミなら最悪の場合、燃やすこともできるかもしれません。
でも雪を解かすのは簡単ではありません。
水なんかかけたら、あとで一面が凍って大変なことになります。
そして、川や側溝に捨てようにも、川は遠いし、側溝はすぐに一杯になるわで、
本当に大変なんです。
そんな時に、こういったペイローダ―などで雪をかき、
可能な限り川などに捨てに行ってくれる建設業者の方って、
神様のような存在なんです。
ちょっと長くなりましたが、
ペイローダ―を見るとなんだかホッとするのも、そんなことからなんです。
おはまーでした。